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執筆者の写真keisyu

終活のすすめ13母の思い出

さてさて母の転院も無事に終わりましてあと母の体力次第と

またケアマネさんと病院と連帯して進めていくことになります


実は我が家には実はという事でもないですがわんこさんがいます。

母のマンション自体がペットはダメであること、母の肺の病気に

ペットの毛というものがダメであること、母が大の動物嫌いという事

もありいつも声をあげてくださるところへわんこも引っ越しとなります


私もここだと自由に出入りができるのと「いつでも来たいときに

こればいいから(^^)」と言ってくださっているのでとても

嬉しい限りです。車でいけるので長女と一緒に散歩にも行けます♪

本当に母の件ではいろいろな方が快く動いてくれていて・・

母の友人含め本当に周囲の人に並々ならにお世話になっています


私は自分が46で体力があり、また子供たちも高校生で手がかからない。

また子供たちも動いてくれるという事でそこも大きいです。

そして、2つの病院の先生方にも恵まれていることも大きいのは確かです。

一つ一つ疑問がある中でそれを解決してくださる方に恵まれていること。


また母が落ち着いたらもちろん外で働きますが自宅での鑑定の仕事もあるという事。

(やはり外で働いて補強はしますが何もないわけではないという事が一番です)

これがやはりそうはいかないという場合がほとんどであると思うので

在宅24時間看護となると選択肢がとして除外されてくるんだろうなと思います

看たいけど‥それが叶わないという事ですね。

もちろん私も外に出ざるを得ない場合は福祉サービスの利用になります。


そんな中で母の思い出というのは姉が実家を整理している中で母の育児日記が

出てきたそう。大学ノートで。私たちには生後6か月で亡くなった兄を筆頭に姉の

前に流産した子が二人、そして姉と私なので姉への思いは並々ならぬものだと思います。

私も長男の前に双子の流産がありますから長男の誕生というのは語りつくせないものが

あります


そんな母のノートを姉が見て教えてくれました。ミルクの回数、睡眠時間、成長の記録。

それとともに母の心境ですね。

父は父としては成り立っていない人です。でも今はそれを悔いているのか

とてもとても身を削り母に尽くしています


日記には「今日も午前様」など、さみしかった母の気持ちが吐露されており、

マンションの構造で誰かが帰ってくると階段の

音がする建物らしく、住民が帰宅する足音がわかる音を聞いて、母は

「みんなのうちのご主人が帰ってくるのに・・」というような言葉や、姉の

お雛祭りでは父が帰ってこないためにいろいろな友人に声をかけたこともかかれていて

「●●(姉)と●●(私)と私の3人だけでは姉がかわいそう。せっかくの

ひな祭りだからにぎやかにしてあげなくちゃ」というような必死の思いで

声をかけても何人かはだめで結果として友人二人がきてくれようで

「●●(姉)とても楽しそうではしゃいでいる」という書かれていたと・・・


父が誰かといるところを知りあいから聞いたとも書かれいたようで、

幼子を抱えた母には事実を知らされるというのはどれほどかと思います。


ある所で日記が終わっていて、、姉がここからは

私たちを連れて秋田に帰ったんだろうね。。と。姉は3歳、私は1歳で

姉の記憶は断片的にあります。

母は「●●(姉)は父が帰宅すると楽しそうだった」とも書いていたようで

やはりいろいろな思いが交錯していたんだろうと理解できます。


また仕事でもなかなか父も結果を出せずに自暴自棄であったのかもしれません。

そういったところも母は悲しかったという思いが書かれていたようです

だんだんと誠意をもって仕事に向き合わなくなった父に対してです


それらを姉から聴きながら、そうだろうな。。。そうだよな。。と思いました。

母の最期を迎える今、父は何を思うのか・・

父は最近「いつも悔いている」といますからそうなのだろう。。でもやはり後悔しても

仕方がない 母は不器用でお風呂も悪戦苦闘で姉をいれていたことが

書かれていて、こんな時夫がいてくれたらと思っていたに違いないだろう。。


必死な中で父が他の誰かといたという風に聞いてしまえば子供だけが救いだったんだろうなと思います。

ましてや3歳と0歳を抱えてということはつらかっただろうに。。。


母のやせ細った最近の姿を目にする父の表情はなかなかに説明しがたい。

すまなかった・・母の希望をかなえたい、お墓も近くにもってきたい。それが

全て終わったら種子島にかえるといっていますから最後に

母の要望を聞き入れたいのだと思います


二人にしかわからない事もあるでしょうし、ある程度年を重ねた私も

理解できることがある。信用と信頼は一瞬で崩れるという事。。。


不思議な縁で母と父は今また繋がっている。。それもまた何かの因縁のように

感じてしまう私もいる。。。


幸せだったのかな。。。母は・・・そんなことを考える日々ですが、、

私のことにもいつでも必死でいてくれた母。最後くらいは必死に

看させていただきます!



今は母の事、子供の事いろんなことに奔走する自分が楽しいです


さて今日はタロット講習の日ですからレジュメを作って楽しく

授業をしてもらえたらと思っています(^^)







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